【バレエ】高く軽やかにジャンプするには何に気をつけるべき?【誰でも今すぐ跳べるようになるコツ♡】

バレエ&劇場
Image by Pezibear from Pixabay

こんにちは! ドイツの劇場でバレエダンサーとして働く、筆者の川端(@ChihoKawabata)です。

今回は『ジャンプを高く軽やかに跳ぶには』というテーマでお話ししたいと思います♪

もしかしてあなたは「ジャンプは、跳ぶ才能がある人だけのもの」なんて思いこんでいませんか? 

ここで早速グッドニュース。これまで散々お伝えしてきたようにほんの少し意識を変えるだけで、誰でも今より跳べるようになります!!

ささ、「自分は跳べない人だから…」と言い訳していないで今回もチャレンジしていきましょう~♡笑

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ジャンプは脚力で跳ばないで

まず初めに、老若男女問わず「ジャンプは脚で跳ぶものではない」ということを申し上げておきましょう。

筆者も「跳べないのは脚力が弱いせいだ…」と思っていた時期もありました。でもその説には矛盾がありますよね。だったらどうして華奢なダンサーでも、まるで「ここは宇宙空間か?」と錯覚する無重力で跳べる方がいらっしゃるのでしょう。

そのヒミツは脚でなく、骨盤にあったのです…!

骨盤で跳ぶってどういうこと?

脚ではなく骨盤で跳ぶと、私たちは必ず今より高く軽やかに跳ぶことができます。

「骨盤で跳ぶってどういう…???」

あっ、頭上にハテママークが3つくらい浮かんでいるのが見えますね…。笑

正確には骨盤と繋がっている筋肉を意識していきます。

ではどの筋肉か?

イラストを見ても分かる通り、骨盤の内側には空間があります。ここには腸や膀胱といった臓器が詰まっています。

骨盤のイラスト

そのままでは臓器は下からこぼれ出てしまいます。でも心配はいりません。『骨盤底筋群こつばんていきんぐん』という筋肉たちがまるでハンモックのように下で支えてくれているからです。

股下またしたをぐるりと縦にまたがるこのハンモックの筋肉に、今よりもっと働いていただきます! ブラック企業にでもなったつもりで、遠慮なくビシバシといきましょう!

ちなみに、このハンモックも両端がどこかに繋がっていないと役割を果たせませんよね。その両端はと言えば、胴回りのコルセット『腹横筋ふくおうきん』と繋がっています。

あれっ、この2つの筋肉の関係って何かに似ていませんか?

答えはまわし!

そう! 今まで何度もお伝えしてきた『まわし』の形にそっくりなんです♪ (まだの方はこちらの記事をじっくり読みこんでくださいまし!)

これまでは「まわしのT字の縦線をまっすぐにして身体をコントロール」してきましたが、ここからその縦線がより立体的に意識できるようになっていくんです…!

ハンモックをどう意識する?

股下またしたをぐるりとハンモックのようにまたがる筋肉、『骨盤底筋群』の場所は分かりましたね。ちょっと舌を噛みそうなので、ここでは簡単にハンモック筋と呼ぶことにしましょう。

では実際に跳ぶときにハンモック筋をどう意識すればよいのか?

結論から言います。

このハンモック筋を「トランポリンみたくイメージする」のが、筆者のおすすめです!(サムネ画像の伏線回収)

トランポリンを使えば誰でも・簡単に・高く跳べますのでね! 才能なんか関係なしです♪

高く跳びたいと考えたとき、おそらく多くの人は「床をしっかり踏む」という選択をするでしょう。それも間違いではありません。が、よほど気をつけない限りは太ももを使って跳ぶという結果に落ち着いてしまうと思います。

太ももの筋肉を使ってしまうと、こんなにもデメリットが…。

  • すぐに疲れるので、踊りが長続きしない
  • 筋肉が鍛えられて肥大し、脚のラインが崩れる
  • 股関節が詰まり、ターンアウトができない
  • 骨盤の角度が定まらず、踏み切りから着地まで安定しない

最悪のオンパレードですね! 何としても阻止せねば。笑

そのためには、簡単です! 先ほど申し上げた通り「トランポリンのイメージ」を使います♪

試して違いを実感しよう!

試しに…そうですね。まずは分かりやすく、1番ポジションで跳んでみましょう。足のポジションは90度に開くぐらいで構いません。

そしてトランポリンを床に置くのではなく、ハンモック筋自体がトランポリンだとイメージしながら軽くバウンドしてみてください。びよんびよん。「めん」がしなる感じです。トランポリンの強靭なバネが、骨盤を下から支えています。

あなたのおまたにトランポリン!(SAY!)

わたしのおまたはトランポリン!(YEAH!)

ほどよく脱力したところですかさずプリエ! トランポリンはグッとしなり、反動で真上に飛びだします。それの繰り返しです。

ジャンプはプリエの反動」です。トランポリンのバネ(しなり)が良い、つまりプリエのクオリティが高いほど無駄なくきれいに跳べるのです。

注意ポイントは5つ!

①骨盤の傾きに気をつけて。まわしの前を掴んで引き上げてないとトランポリンも斜めを向いてしまうので、ジャンプも斜めに飛びだしてしまいます。尾骨の♡を真下に、ですね!

仙骨は広がっていますか? 仙骨が縮まると股関節も詰まり、ターンアウトをしたくてもできない状態になってしまいます。踏み切り・空中・着地のターンアウトに仙骨の意識は必須!

足裏の大三角形は踏めていますか? 大きく跳ぼうとすればするほどかかとが浮いてしまいがちですが、それは逆。かかとが浮くと、太ももやふくらはぎに余計な力が入ってしまいます。

リュックはもちろん、下ろしてくださいね♡ でないと体幹は使えません。顔が前方に出てしまう人は、肩の開きが充分でない可能性が高いです!

⑤上の4つが全部守れていたら、首の回りにも力は入っていないはず♪

いかがでしょう。ジャンプは安定しているのではないでしょうか。プリエの度に、腰が「くの字」に折れたりもしませんよね。

また、重心がいつもより若干後ろにある感じがいたしませんか? あたかも背後から誰かにサポートされているかのような。

女性は普段からこのちゃんとした姿勢で跳ぶことで、男性と組んでも難なくリフトしてもらえるのです。たとえ体重が軽くとも持ち上がりにくい理由のひとつにこの、女性のジャンプの姿勢があるんですね。

片脚でも同じ意識で

1番ポジションでイメージをしっかりと掴んだら、お次はアッサンブレやジュテといった片脚で踏み切るジャンプですね。

心配ですか? 大丈夫、できます。だから片脚を出した時点で、トランポリンを歪ませないで。ここが肝です。トランポリンの位置を、軸脚の方向にわざとシフトさせたりもしません。

さっきまでと全く同じように、シンプルに。骨盤の下で、床と水平なトランポリンを保つだけです。大事なことなのでもう一度言いますね。「ジャンプはプリエの反動」です♪

練習方法

段々と、グランパデシャなどの大きなジャンプや、男性などはテクニカルなジャンプへと発展していきます。最初のうちは、レッスン中ずっと注意を払うのは難しいかもしれませんね。そんなときは自習時間に、脚を開く角度を狭くして挑戦したりしてみましょう♪

とにかく「ハンモック筋=トランポリン」のイメージを身体に定着させる!

それは回数をこなしたり、意識している時間を長くすることでしか常態化しません。でも逆を言えばこのハンモック筋は筋肉ですから、慣れるとその状態を維持してくれるということ。一歩一歩の積み重ねを大事にしていきましょう♪

また筆者の場合は、バーレッスンの始まりのプリエで、このハンモック筋が左右前後にずれていかないかを常にチェックしています。必ず鏡を真正面から捉えて、位置を目視します。

その理由もやっぱり「筋肉は慣れるとその状態を維持してしまう」ので、ゆがんでいてもそれを真っすぐだと脳が勘違いしてしまうからです。筋肉はなんとも諸刃の剣ですね…!

終わりに

「誰でも今すぐ跳べるようになる」と大見得を切りましたが、いかがでしたか? この記事を読んでチャレンジしても今より5㎝高く跳べなかった方は、筆者にクレームを入れてくださいね。また一緒に解決策を考えていきましょう!(もちろん、嬉しい悲鳴もお聞かせください♡)

あ、けれども…

一言申し添えておきたいのが、筆者の考え方のせいでお教室の先生とトラブルになってしまうことは避けてほしいということ。「いやドイツのプロダンサーがこう言ってましたんで!」みたいな、先生からしてみれば「じゃあ来なくていいです!」と返したくなるような感じ悪~い言い方は絶対絶対やめてくださいね。「あ~少し試したいことがあるんです~」くらいぼやぼやにぼかしてください。笑

話が逸れてしまいましたが、今回のおさらいです!

  • 骨盤を股下で支えるハンモック筋をトランポリンのように使う
  • 両足踏み切りと片足踏み切りで、トランポリンの位置は変わらない
  • ジャンプはプリエの反動。プリエの質とジャンプの質は比例する

あなたのジャンプに革命を! それではまた~♪

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